皆さんこんにちは、東日本大震災復興支援事業より栗木です。
日本EMDR学会人道支援プログラムより臨床心理士の岡田先生とともに、
定期的に気仙沼市内の幼稚園・保育所を巡回し、気になる子どもについてなどの相談に対応します。
こうして巡回に関わるようになり気付くことは、
気軽に相談できる場所が、そっと傍らに在りつづけることが大切なのだと。そう感じます。
一昨年より巡回をはじめた保育所では、当初は職員から気になるお子さまのことをお伺いし、
保育所での対応方法や考え方をお伝えする。次の訪問ではその経過を聞く。
こうしたことの繰り返しを続けていました。
ここ最近は、その継続のおかげか、保護者の方に直接つながる機会も増え、
保護者と職員の方が一緒になって子どもの成長をサポートできるような、
そんなバランスができ始めてきています。
そばにそっと寄り添いつづける。
あたりまえのようでいて継続は簡単ではないからこそ、
そこから見える変化もあるのだなと思います。
去年は気仙沼市内の子どもに関わる職員を対象に、岡田先生が講演会を実施しました。
今年は7月に、いつも巡回をしている幼稚園より講演の依頼がありましたため、講演会を実施しました。
講演会の実施が、まわりまわって子ども達の成長のサポートに繋がりますように。
東日本大震災復興支援事業
栗木 幸代
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