スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

4月7日

今日は雄勝町の大須地区の避難所となっている大須小学校へ行ってきました。

小学校に着くまでの道のりに、地震・津波の足跡が、地震から一ヶ月経とうとしている今も残っていました。

大須へ行くまでの道路を津波が飲み込んで壊れ、そこを土で埋め立てて道ができて、物資の搬送がされていました。そのため、川と離れているほうの土地も、まだ津波の水が残って泥地のようでした。

道路の両脇は瓦礫ばかりで建物はほとんど残っておらず、津波の力はどれほど大きいのだろうと、言葉を失いました。
家が建物の上に傾げて乗っかっていたり、電柱は折り紙のように折れ曲がっていました。学校の最上階の窓もめちゃめちゃに壊れていました。
周囲は山に囲まれていて、逃げ場はありません。
この学校にいた子どもたちは屋上へ逃げたらしいということは聞きましたが、その後助かったのだろうかと思うと、何ともいえない気持ちになりました。
今は人一人居ず、重機の音だけが響いていました。

この地が地元でない私でも目を背けたくなる、信じたくない光景でしたが、
生まれ育って愛着のある地がこのようになってしまった住民の方は、
どれほど悲しいか、信じたくないか、何もかもがなくなって、どうしようもない思いでいっぱいか…、
と思うと、どんな言葉をかけたらいいか、何も浮かびませんでした。

避難所へ着くと、スタッフの方々が、「○○さん調子どう?」と声を掛けたり、避難所のみんながあいさつをし合い、気持ちのよい空気が流れていました。

避難所では綿あめとあんまんの配給がされており、甘いお菓子に子どもからお年寄りまでみんな笑顔になっていました。
また、午後には美容師さんのボランティアや、被災地を巡回して廻っているというマッサージのボランティアの方も来ていて、「気持ちよかった、疲れが取れた~」とくつろいだ表情を見せていました。

子どもたちは近くの中学校で授業が始まり、夕方からサッカーやバドミントン、一輪車と、元気に遊びまわっていて、
生活のリズムは前の状況に少し近づいたのではないかと感じました。
遊んでいるときは元気そうに見えるだけなのかもしれませんが、
元の生活リズムに近づくことで、少しでも早く心の傷も癒されればいいな、と思います。

午後には避難者の方々の血圧チェックをしながらお話を聞かせてもらい、
「眠れているけど、ぐっすりとはいかないね」と話す方や、
「何も持って来れなかったけど、命はあってよかった」と話す方がいました。
話している表情は柔らかいものの、このような状況で、
まだまだ心は落ち着いていないだろうと思います。

長い避難所生活で疲れも溜まってきた中で、日常の中に小さな楽しみがあることで、
少しでも頑張る力になれば、と思いました。

こうら
スポンサーサイト

テーマ : 災害ボランティア
ジャンル : 福祉・ボランティア

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

ジャパンハート

Author:ジャパンハート
ジャパンハートの東日本大震災の救援医療活動の報告。
日々、リアルタイムで報告します。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。