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伝える義務

私は現在、都内の病院で働いているので震災後より現地の患者さんの広域搬送受け入れ対応をしていました。搬送に付き添う疲弊した医療スタッフの表情から、現地での状況がイメージされました。高速道路が使えない中、東北から都内までの長い道のりを陸路で移動するため、中には搬送中に容体が悪化する患者さんもいました。
とにかく、都内にいても情報が入ってきません。TVを見ていても、何が本当なのか分からないし、何より被災地の人々の心からの声は届いてきません。そんな毎日を過ごす中で、現地に行って自分の目で見て肌で感じなければ、何か大切な事を見逃してしまうような気がしていました。

震災から約3週間。私は宮城県の気仙沼に近い本吉地区に行ってきました。清涼院というお寺にジャパンハート診療所を設け、ここを活動拠点とし、約30人程の避難者と共に共同生活をしながら診療を行っています。その他、近くの避難所への巡回診療も行っています。

まだ、ライフラインは復旧していません。

現在ジャパンハートでは、各活動拠点のある被災地に毎日医療者やボランティアスタッフを派遣しています。
避難所に新しいスタッフが入るたびに、「どこから来たの?」「遠くからありがとう、本当に助かります」などあたたかい言葉をいただきます。
「恐かったけど、前を向いて生きていく、進んでいくしかないからね」・・・力強い言葉もいただきます。よくTVでも見かけますね。
しかし、余震の度に、「地震??!」「揺れてる・・・」「大丈夫かね、大丈夫だよね」と表情が曇ります。実際にお話をさせていただいていくうちに、その言葉の一つ一つから、明るい表情や言葉の裏で実は必死に前を向こうとしているのだと痛感させられました。

被災地で被災者として生活している人々の心が取り残されないよう、現地を訪れた者の責任として、きちんと伝えていかなければならないと思います。


いんどぅー
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ジャパンハートの東日本大震災の救援医療活動の報告。
日々、リアルタイムで報告します。

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