1年3か月ぶりに石巻に来ました。
ジャパンハート研修生、こうらです。
今回は石巻までバスで行きました。
石巻駅を降りてすぐ、磯の香りが。
以前来たときは仙台から車で行ったのでわかりませんでした。
それだけ、海が近いことをしみじみ感じたのでした…。
今回はクリニックのお手伝いにやってきたのですが、
初日は平日だったため、雄勝まで行く機会がありました。
以前私が来たのは去年の4月7日。
それから1年経った同じ場所に立ってみて。
去年は工事車両としかすれ違うことはなかったのですが、
一般の車も多く見られました。
以前は人とすれ違うことはなく、重機の音が響くだけの
異様な世界だったのですが、
そこに少し生活が見えてくる場面もありました。
あちこちに仮設住宅ができ、週末には定食屋さんや
お寿司屋さんがにぎわっていました。
石巻は今、ウニのシーズンで、女川でウニ祭りもやっていましたが、
駐車場に車が入れないくらいの大繁盛のようでした。
3連休中もいろいろなイベントを様々な団体で企画していて、
街には関西弁の若者たちや、芸能人風な方々など、
多くの人たちが石巻を元気づけようとやってきていました。
震災前の石巻に、私は来たことはありません。
ですが、
海、山、川に囲まれ、空気がおいしく、食べ物もおいしい。
今もこれだけ「いいところだなぁ」と思うのに、
元の石巻はどれほど居心地のいいところだったんだろう。
海や川に囲まれていたことで、津波に襲われ、そう言い切ってしまうのも
複雑ですが。
純粋に、気持ちのいいところだなぁと、そう感じました。
まだ人が住んではいけないと言われている区域では、
がれきは撤去されても、家の土台だけが残り、
寒々しい景色が広がっているのも現状です。
でも、今回、確実に1年前より元気のある石巻に触れることができ、
もっとみんなが石巻を訪れ、楽しんで、活性化していくことで、
さらなる復興へつながるのではないか、と思いました。
こうら
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