こんにちは。本吉の清涼院にきています。
到着当日の晩、なんとグットタイミングなことに、近所の「ひかど食堂」にて、再オープンの“ビアガーデンナイトが開催されておりまして、避難されている方々、他のボランティアさん達と共に押しかけてきました。

開店から3時間たったころに伺ったのですが、大勢のお客さんですでに大賑わい。
海岸線からすぐの少し高台に建つこちらの食堂は、津波で大きな被害をうけました。
このたび、店内の片づけ、店の補修工事が終了したため、晴れて再オープンとなったのです!!
素敵な屋根付きのテラス席もあります。
このテラス、実は、屋根の材料は全て近隣の損壊した家から再利用してきたものだそうです。
テラス席で真向かいに座ったおじいさんの築130年の家の寝室の天井の板がそのまま、テラスの天井として使われています。
「いつもこれを見て寝ていたんだよ。」と教えてくれました。
また、柱には立派な“けやき”の丸太が使われています。
聞くと、沖に見える、地続きになっている小さな島に立っていた、
けやきの大木が岸に流され、それを使ったとのこと。

近所の方々にはとても思い入れのある、素敵な食堂として再オープンした「ひかど食堂」。
これから、この町、人々の再生を見守ってくれることと思います。
店主のおじさんは、「〆にラーメンを作るぞ!!」と、始めのうちは張り切っていたのですが、
終わりの頃にはお顔はまっかっか。
「今日は酔っ払っちゃったので、ラーメンは作りません!!」と閉店の宣言をしていました。
今度ラーメン食べにいかなくちゃ!!
By てるx2
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